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的士四

色々なことからの逃避もかねて、レイトショーで『T4Xi?』を見てくる。
前情報は全くなかったので、予約確定するまで吹き替え版とは気づかなかった。

ストーリーは
割愛。
てか、このシリーズでストーリー解説いらないだろ。

大きく変わった点と言えば、主役がダニエル・エミリアンコンビから署長にバトンタッチしたことか(違う)

とりあえず全編署長自重。
ダニエルはとりあえずいるだけ、エミリアンはとりあえず失敗するだけ
まあいつものことなんだが。

問題は
というか、この作品のすべてをぶちこわしてるのが、吹き替えの声。
もっとも、いままでこのシリーズはずっと字幕で見てきたので、いままでの吹き替えがどれくらいあっていたのかはよくわからないが。
(ダニエル=大塚明夫)、エミリアン=関俊彦 なんで、外れはないと思うが)
今作は、どうやらオトナの事情とか何かでオリエンタルラジオとか言う芸人が担当。
(ちなみに署長は高田純次だったがこっちは気にならなかった)
これがもうへたくそでへたくそで。
まあ、出番少ないからそんなに気にならないのだが、その少ない場面でも際だってアレだったなあと。

見るなら字幕版かな。

と書くと、久しぶりに1が見たくなったな。

Mitakaをみたか!

君は〜み〜たか〜
ってのは、ウチのチーム公式応援歌か。

とまれ、国立天文台が行っている「国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト」がある。
詳しくは、国立天文台のウェブサイトを参照。

その4D2Uプロジェクトだが、三鷹の国立天文台立体シアターで上映されている映像ソフトウェアが、フリーソフトとして公開されている。

去年まではベータ版だったが、今年の5月公開で、ようやく1.0版となった。
で、7月にバージョンアップ、1.0.1版が公開された。

http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/

何というか、宇宙の大きさとすごさがビジュアルライズに確認できるってのがたまらない。

大規模構造とか、銀河団とか、マウスをぐりぐりしているだけで時間が過ぎていく楽しみ。
東京の空からは星が見えないけど、PCのデスクトップから観ることなら出来るぞと。

7月漫画後半

MOONLIGHT MILE 1〜14 太田垣康夫
シュヴァリエ 5   冲方丁/夢路キリコ
日常 1 あらゐけいいち
宙のまにまに 3 柏原麻美
ケロロ軍曹 15 吉崎観音
天地開闢 1 克・亜樹
オトメン(乙男) 1,2 菅野文
第三の陰武者 1 南條範夫/黒藤広隆
花ざかりの君たちへ 5,6 中条比紗也
うる星やつら 17,18 高橋留美子
魔法先生ネギま! 19 赤松健
ワンダフルデイズ 1,2 荒井チェリー
みおにっき 荒井チェリー
ゆかにっし 荒井チェリー
三者三葉 1〜4 荒井チェリー
ネギま!? neo 1・2 藤間拓哉
ウミショー 6 はっとりみつる
ダークローダーズ 5 藤浪智之/佐々木亮
はやて×ブレード 7 林家士弦
夢みる頃をすぎても 吉田秋生
GIANTKILLING 2 綱本将也/ツジモト
 
計33冊。
実は月曜に、みなもと太郎『挑戦者たち 幕末編』11巻を買うので34冊か。
前半とあわせて52冊なり。

ほぼ売りさばきだけど。

今月のおすすめモノとしては、荒井チェリー諸作品かなあ。

7月前半分

ひと月たつと忘れそうなので、とりあえず7月前半に入手したもの

おいしい銀座 15,16 酒川郁子 
■銀座グルメ。無難。無難ゆえにおすすめ。

おたくの娘さん 1,2 すたひろ 
■確実に人を選ぶ。お話はそろそろ山ひとつめかなと。

The Birth of Walkure-ワルキューレの降臨- 2 富士宏 
■完結。ワルキューレ好きなら1巻からおすすめ。

ウミショー 1〜5 はっとりみつる
■アニメ化してたのでついつい買ってみる。主役以外の男子がぱっとしない(と言うかアレ気)なのは講談社というかマガジンの色?

落花流水 1 真田一輝
■むー、二巻はいいか。

ホワイトカオス 1 濱元?輔
■とりとめてこともなく。

かみさまのいうとおり 1 湖西晶
■漫画タイムきららにはよくあるタイプか。

らき☆すた 1 美水かがみ
■そこそこ。と言うか、印刷が淡くて読みづらいのは俺だけ?

おねがい朝倉さん 6 大乃元初奈
■密かにダブって買った

五日性滅亡シンドローム 1 YASU
■う〜ん、魅力不足

オーレ! 3 能田達規
■相変わらず、下部リーグを描くのが巧い。
 Jリーグ好きなら絶対に買うべきだろう。

群青学舎 2 入江亜季
■ぐんぐん上手くなってきてる。
 と言うか、今月のビームでさらにびっくり。

甲殻機神ヤドカリくん 小野敏洋
■まあ、小野先生なので。
 デビュー作なのであれ気味なのは期待していないが、後書きでやってくれるところがすてき。

そらのカナタの! 1 小野敏洋
■の、最新作になるのかな。
 ジュブナイルふつうに描かせると上手いんだよなあ、ほんと。
 尊敬できる変態だけど。

帝立第13軍学校歩兵科異常アリ!? 3 石田あきら
■安心して読めるなあ。この人。

異郷の草-三国志連作集- 志水アキ
■個人的には、三国志漫画で今一番上手いね。
 伊達に読者投稿以来のキャリアは積んでないって感じで。
 三国志好きはおすすめ。

愛蔵版 花ざかりの君たちへ 3,4 中条比沙也
■べたべたー。でもおもしろい。

神羅万送 デリバリア 1 こやま基夫
■古き良き香りがぷんぷんする。でも、今連載中@yahooコミック

シンシア ザ ミッション 5 高遠るい
■良い感じで容赦しない展開が好きです。
 読者に妥協しちゃだめだよな、うん。

白雪ぱにみくす! 1 桐原いづみ
■桐原いづみ最新作、になるのかな。
 清く正しい”イマドキ”異能力漫画だ。たのしい。

つぶらら 2 山名沢湖
■二巻目。まさかこう動くとは前々思ってなかった。
 展開がちと楽しみ。

と言うことで、28冊。

並木通りアオバ自転車店(20) と、6月あたりの漫画総括

諸君、私は自転車が好きだ
諸君、私は自転車が好きだ
諸君、私は自転車が大好きだ
(以下略)

てな感じの作品。

この漫画のおかげで、折りたたみ自転車買ったりなど、人生に影響与えた漫画十指に入るんじゃないかと。

量販店などででよく見る一万円の外国製自転車が、なにげにJIS規格に合格してなくて、かなり危険な乗り物だとか、
無灯火自転車(道路交通法違反)なんて○んでしまえばいいのに、とか、ピストとか言ってノンブレーキの自転車(道路交通法違反)に乗ってる奴らなんて○んでしまえばいいのに、とか傘さし自転車(道路交通法違反)なんて○んでしまえばいいのにとか、20巻目はかなりギリギリのネタをのせてきた感じ。

まあたしかに、一万円もしない自転車なんて、安全面とかを考えると乗れたもんじゃないよなあと。

で、6月漫画総括。
とは言っても、5月あたりから何を何冊買ったとかなんて記憶してないので、とりあえず買った気がするモノを羅列(ほとんど売却済み)
一部5月発売のものを6月に買ったのも混じってるのであしからず。
GS美神 2〜20
ネギま! 1〜18
おねがい朝倉さん 2〜5
よろしく神田さん 1
宇宙英雄物語 1〜5
ひとひら 4
魔法少年マジョーリアン 1
ベクター・ケースファイル 1
ソウルメイトツーリスト 4
並木通りアオバ自転車店 20
碇シンジ育成計画 3
新世紀エヴァンゲリオン 11
マップス ネクストシート 1
群青学舎 2
ニコイチ 3
ドラえもん カラー作品集 6
新装版うる星やつら 15〜16
24のひとみ 3
花ざかりの君たちへ 1〜2
のだめカンタービレ 18
ちぇんじ123 5
よにんぐらし 1
屍姫 5
君に届け 4
メイド諸君! 2
豪放ライラック 6
ビジュアル探偵明智クン!! 2
金魚屋古書店 5
GIANTKILLING 1
クロスボーン・ガンダム鋼鉄の7人 2

何か他にも買っていた気がするが、思い出せないからよしとしよう。

マップス ネクストシート(1)

漫画界には、長谷川裕一分というモノが存在する。
同義なモノとして、竹本泉分が存在するが、それはまたのちに。
長谷川裕一分を多く摂取した人間は、もはやそれへの依存なしには生きられなくなるのだ。
あのケレン、あの大風呂敷、読んで燃えないやつとは縁を切る。とまで人々に言わしめる長谷川裕一分だ。
正しい「熱血」の仕方を長谷川漫画はどストレートに読者にたたきつけてくれる。

というわけで、『マップスネクストシート』である。
長谷川裕一の代表作でもあり、そもそもスペースオペラ漫画の名作でもある『マップス』の続編だ。
本人曰く、パラレルで、続編で、外伝だそうだが。

いまのところ、幕が上がったばかりということで、得意の大見得と大風呂敷はまだ見られないが、所々に鱗片を感じさせる演出もあり、今後非常に楽しみ。

とりあえず、YAHOO!コミックで無料で読めるのだが(6/26現在は1話と6話、コミックスには1〜4話まで収録)漫画は単行本の形で読みたい人間としては、ひたすら我慢の日々。

ひとひら(4)

昨今いろいろアニメ化されてたけど
何が驚いたってこれがアニメ化されたことが。
アニメ化向きと言えばアニメ化向きなんだが、アニメ向きか? と言われればNOと答えるしかないからなあ。

好きなんですけどね。そもそも作者の絵柄あたりから。
池袋の旦那とは珍しく意見が食い違ったけど。

と、ここまで書いて、今までの過去ログ見直してみると、ほんとに作品内容書かないよなあ。
まあ、あらすじ書くのが下手というのが一番の原因なんだけども。
あと、今から読むのにあらすじ読んでしまうと何か嫌だなというオレの好みもあるんだけど。

山川直人2作品まとめて

コーヒーもう一杯-3巻-

山川直人を知らない者は幸いである。なぜならば、あなたは今知ることができたからだ。

コミックビーム誌上で連載されている山川直人『コーヒーもう一杯』の第三集。

”吟遊詩人”たる山川の筆の力を今作も遺憾なく発揮している。

「コーヒー」の琥珀色の魔力は、画かれた街角を、読者それぞれの、どこか懐かしい街角に変えてくれる。
山川直人の画く「僕らの懐かしい街」は、いつか訪ねた、そしていつか訪ねるであろうほろ苦い人生の一幕の舞台。
サイフォンから、ドリップから、自動販売機から。
紙面からのコーヒーの香りを楽しみながら、マンガを読む幸せをかみしめる。

ナルミさん愛してる その他の短編

3巻と同自に発刊。
かつて、ヤングコミック誌上で連載され、単行本化→絶版という道をたどった幻の名作を再単行本化。

一般に、連作短編集というと、少なからず外れの会、と言うモノが存在するのだが、本作に限って言えば、そんな話は単なる俗説だと言わざるを得ない。
1999年から2002年にかけての連載、こんな名作を気づくことのできなかった自分がひどく悔しいと、久しぶりに思った。

金魚屋古書店-5巻-

まんがばか。
はい、まんがばかです。
まんがばかで悪いか。

マンガを好きでよかったと声を大きくして言える作品。
基本的に、この作品は単行本で追う。IKKIは買わない。
毎月読めるのもいいけど、単行本でまとめて読むのが好きな作品だったり。

問題は、収録されてるマンガの半分くらいは、手に入りづらいので読めないってことか。

ある種の桃源郷話に思えて仕方がない今日この頃。マンガ読みとしての。
あんな店あったらそら入り浸るわ。

GIANT KILLING -1-

サッカー漫画がキャプテン翼の呪縛から逃れたのはいつだろう。

キャプテン翼の手法は、それまで漫画が長年培ってきた野球漫画と同じである。
つまり、一人の選手にあくまでもスポットを当て、そこを中心に世界を描き出す方法だ。
もっとも、それは野球漫画だけではなく、漫画全般の仕組み、すなわち「主人公」と言う存在のあり方がそうだったから、とも言えなくはない。

ともあれ、『GIANT KILLING』は、キャプ翼メソッドではないタイプのフットボール漫画だ。
フットボールを取り巻く環境で、監督にスポットを当てた漫画は知る限り、コレが初めてだ。
『オレンジ』や『オーレ!』の能田達規がチーム全体から見たフットボール漫画と言う新しいジャンルを開いたことに続く作品であるだろう。
未だ、連載開始から1年もたっていないため、その評価はやりづらいが、今後注目していきたい作品の一つである。