正直、自分の整理のためにここに記載。
 あまり話の種としてよろしいモノではない、ということはわかっているのだが・・・・・・

 午後に母より入電。先日体調を崩し入院していた叔父が亡くなったとのこと。
 上司に連絡し、金曜は休日をいただく。

 親族の中でも、叔父とは幼少のころより世話になりっぱなしであった。
「車」という足の無かった当時の僕が、活動範囲を広げることができたのも、叔父のおかげである。
まだ個人商店というモノが何とかやっていけたその当時、祖母がやっているおもちゃ屋のおじさんとして、ドラクエ3に始まり、ミニ四駆やラジコン、コンポのスピーカーなど、ホビー関連でずいぶんと頼りにしていたモノである。

 祖母が店を閉めてから、叔父は仕事を求めて東京に出てきていた。
 一昨年、はじめて携帯電話を持ったと言うことで、最初の電話を僕にしてきた。
 東京に出てきているので、そのうちどこかで会おうという伝言。
 ただ、一昨年来、僕の仕事が忙しくなり、また、年末や大型連休に会わせた休みも取りづらくなったため、 田舎に帰るのもたいていは時季外れとなり、なかなか会う機会を作れずにいた。

 結局、その声が叔父との生前最後の思い出となった。
 親族の中で、誰よりも近くにいたはずだったのに。