【読む見る】みそララ(5)

 土曜日は鰻を食いつつJ2の試合を観戦したり。
 とりあえず旬というので鰻を食わない訳にはいかないとばかりにかっこんだ見た感じ。
 J2の試合は水戸の手薄さがイタイほどよく分かりながら、鈴木師匠が相変わらず匠の技を持っていることが判明したゲームでした。体の使い方とファールの受け方がもう芸術級。

みそララ(5) (まんがタイムコミックス)

宮原るり 『みそララ』(5)

 ドッキドキライター系お仕事マンガも5巻目。麦みその仕事も順調にステップアップ? と思ったら落とし穴が、というお話。
 しかしこういった「社会人あるある」のイタさは異常なほど。あー、あるなあ、抱え過ぎやらかしは、という。自分のツマランプライドは仕事じゃ邪魔なんだなあと。
 それにしても、そこをきっちりフォローしてくれるまわりがイケメンすぎたり、リカバリに+無意識で付加価値をつけることが出来る麦みそが本気で羨ましく思ったり。相変わらずマース企画はいい職場だなあと思ったりも。
 いつもの宮原マンガの傾向だけれども、単行本1巻の中にもエピソードの起承転結が詰まっているのが素晴らしい。5巻でも、初めての仕事→うまく行ってステップアップ→抱え過ぎで失敗→リカバって無事解決、ストーリーが綺麗に1冊に収まる完成度。新キャラ(というか前に出てきたゲストキャラがレギュラー化)も出てきて6巻以降もますます待ち遠しくなった感じです。