太田モアレ 『鉄風』 (4)
かつて大槻ケンヂは「人として軸がぶれている」と歌ったけれど、石堂夏央はぶれない軸の位置そのものがズレている感じ。今回もそのズレた才能を見せつける展開なんだけど、読んでいる読者としては、可鈴とおなじく、その才能がどこまで届くかを見てみたいという期待とボコボコにされちゃえというSな気持ちがやっぱり湧いてくるよなあと。グダヌンが隔月刊というのがほんとにやきもきさせるくらいに続きが気になる漫画。
でもこの漫画の最強は相変わらず二ノ宮ケイさんだと思うんだ。色々と。この子もほんとにブレないなあと。