【読む見る】東海レトロスペクティブ

東海レトロスペクティブ (アヴァルスコミックス)

野口芽衣 『東海レトロスペクティブ』

世間一般で考古学といったら、『インディ・ジョーンズ』か吉村作治先生なんだよなあという今日この頃デス。いかがお過ごしでしょう。
とまあ僕も、大学入るまではそんなイメージが半分ほどだったわけで(もう半分は『マスターキートン』でなんとなく地味と)、授業で習った考古学の地味さ加減といったらもう。
結局歴史学に逃げた僕。文書検証の方がらk(ry

そんな所謂歴史学士くずれの僕としては、考古学を題材にした作品が出ているとなればほぼノータイムでレジ直行なわけです。

もやもやした高校2年の「ぼんやりとした将来」の中で、偶然に出会った考古学発掘調査の一行と過ごす日々に刺激され「道」を見出す少年のお話。
今でこそ、こういった文系薀蓄系の作品は氾濫しているものの、僕が高校でもやもやしていた頃はそんなモノは殆ど無く、こんな形で様々な世界への入り口が「マンガで」出来る昨今の高校生が羨ましいとか何とか。

ということで、この作品も僕の中の『大事なことはみんな漫画で教わった』リストに追加だ!