【読む見る】夜桜四重奏(11)

 だらだらと天皇杯を見やる。松本山雅だ、水戸だ、愛媛だとアップセットが結構あるなあとか何とか。
 しかし天皇杯アンセムはやはりいい。惜しむらくは、天皇杯アンセムを聞く最高の瞬間は元旦の国立だけだということ。つくづくと、今年の1月1日をまたふと思いだしてしまう瞬間ではある。3回目だぜ、国立で銀色のメダルを見るのは。(98年のフリューゲルスの時は実家でテレビ。01年の優勝の時も実家でテレビ)大分とのナビスコの時を考えると・・・という感じ。
 今年もなんとか元旦国立に行って欲しいところ。組み合わせを見ると、するするっと行けそうなブロックではあるが油断は禁物である。小野も怪我して4週間だし。

夜桜四重奏?ヨザクラカルテット?(11) (シリウスKC)

ヤスダスズヒト 『夜桜四重奏』(11)

 11巻です。人魚と吸血鬼のハーフなミナカナ編です。
 1エピソードを単行本にきっちりまとめているので、今巻はかなり太め。おねだんはそのままお得な構成。
 主役たちがいない中で、脇でそっとしていた警察官の獅堂さんを中心に回る話。夜桜四重奏は、エピソード後半のどんでん返しとキャラクターの本性さらけ出しのカタルシスが毎エピソード素晴らしく楽しいですが、このエピソードはまた久しぶりに弩ストライクでした。