ということで、早売りでマジョラムも入手したので6~7月総括。
ここから31日までは狙い目がないので今月は打ち止め。
発売順は不同で、思いついたものからまとめていこう。
矢直ちなみ 『一緒にかえろう』 (1)
ピュア4コマ。ピュアです、ピュア。
心が洗われるようです。
幼なじみ→別離→再開という中で、別離中のそれぞれのドラマを下敷に、揺れる日々の心の発露。
見た目からしてズボラーな主人公の時折見せる優しさと不器用さが高校生していて青春をグ、いけないこれ以上は僕の心が持たない。
それはそうとして、前作『乙姫各駅散歩』もあわせておすすめの矢直作品。
鈴木典孝 『光女子地球防衛委員会SHAM!』 (1)
学園で天然で馬鹿ばっかりでスラップスティックでと、外すところのない色々盛り。何つーか、漫画は基本頭空っぽで楽しむと息抜きになるよね、的な充実感。きっと2巻が出ても、3巻が出てもノリは変わらないのだろうなあという。
RYU-TMR 『激戦区・ツンぷに食堂』 (1)
ありそうでなかった学食漫画。とはいえ、学校部分は当然のごとく登場せず、あるのは学食のみ。世界は学食(と海の家)で構成されている、的な漫画ワールド。
注目はカバー裏漫画の某ラー油の作り方(違う)
荒井チェリー 『未確認で進行形』 (1)
安心の荒井ブラ(なんか前もこんなこと書いたなあ)
キャラ付けで作った存在感なしキャラが、ほんとに漫画的に存在感がなくなっているというか、新井漫画の高テンション系キャラの前だと、下手に設定を薄くすると本当に薄くなるというか。
つか、きっと作者は三峰真白が好きに違いない。ああ違いない(断言)
玉置勉強 『彼女のひとりぐらし』 (1)
びっくりするくらい一人暮らしでした。ええ。ダメ人間のダメ人間によるダメ人間的な一人暮らし。某筋肉少女帯の某歌が聞こえてくるくらいにダメ。でもなんつーか外から生暖かく見守りたくなるダメさ加減がたまらない。もうホント残念です。残念!!
鈴城 芹 『くすりのマジョラム』 (1)
ということで、先月は家族ゲーム、今月はマジョラムと、鈴城芹新刊を二ヶ月連続で読める幸せ。相変わらず、二人にひとりはダメな大人(特に女性)がいる鈴城ワールドが楽しくてたまらない。あれ、なんかキャラクター造形として、残念な女子が好きなのか、僕?
とまれ、久しぶりに『さしおさえ』を引っ張り出したくなったりする今日このごろです。
長谷川裕一 『マップスネクストシート』 (10)
10枚目の風呂敷。そーろそろどこかでまとめて1巻から読み直したい時期。
連続して読まないとなかなか風呂敷のつなぎ目を理解出来ないこのもどかしさ。
連休取れるかなあ。他にもやらないといけないことあるし・・・
東風実花 『わたしたちは皆おっぱい』 (1)
まさかここまでおっぱいだとは思いませんでした。なんだろう、この世には変態しかいない気がする。2巻でさらに増えるんだろうか、このおっぱいワールド。
染谷カイコ 『かみあり』 (2)
出雲に行きたい10月に。
いつまで経っても神在月の漫画です。まあ、10月終わったら漫画の存在意義が(ry
鬼子母神の「鬼」は角がないんだとこの漫画で初めて知りました。
おお、っと思い雑司ヶ谷鬼子母神堂のサイトを見ると、なるほど確かに角がない。
やはり、大事なことは漫画から教わるんだなあと。
桐原いづみ 『白雪ぱにみくす』 (6)
6巻まで来まして色々新展開。ようやく、ようやくシンコの周りに進展が。
いや、言いたかないが、1巻からこっちずぅっとモヤモヤしっぱなしだった。7巻以降のカタルシスを大いに期待するものであります。ほんとにほんとに。
DRM/2008CP・峠比呂 『Candy boy』 (1)
「先生、タイトルにboyとあるのに、男キャラが一人も出てきません。」
「ならばよし!」
ということで、どんどん増えてゆく百合棚。
八十八良 『ウワガキ』 (1)
fellows!の紙面でひときわ異彩を放つ連載といえばこれかなと。アフタヌーンあたりに載っていたほうが違和感がない絵柄とストーリー。どうにも入江亜季のフォロワーが多いと感じるfellows!において、箸休めにもできる良質のサイエンス・ラブコメ。
高枝 景水 『室町学院高校生徒指導室!!』 (1)
最初はよくあるはやりの戦国擬人(?)化けいかなと思いスルーしようとしたけれど、帯の荒川先生を信じてぱらりとめくってみた。
あ、やっぱ全入りはイイわあ。詰め込むって大事だね。やりたいことをやりたい放題することは、精神の安定にとてもいい。
『信長の忍び』でもそうだけれど、ギャグの合間にピリっと入る歴史小ネタがとても心地よい。
その他色々買ってはいるが割愛で。
少女ファイトとかドリフターズとかレールガンとか。