寒いったらありゃしない今日この頃をいかがお過ごしでしょうか。南の島で晴耕雨読がしたい僕です。いや、晴れても耕すとかしたくな(ry
天野こずえ 『あまんちゅ!』 (2)
スクーバ漫画の第二巻。まだまだ主人公の一人、”てこ”は海にダイブしてません。それでも、一歩一歩丁寧に、スクーバと「海」の魅力を、そして何よりも重要な”仲間”の存在を描いている物語のドストレートなラリアットぶりに一発ノックアウトです。
上手いと思うのは、基本一話完結型の連載作品だけれども、各ストーリーの見せ場での大ゴマ使い。
それまでは、幾分淡々と進められてきたストーリーを一気に開放するコマ使いに気持ちよさを感じます。第8話「プール実習」の見開きへの流れは特に顕著。定型→大ゴマ、定型→大ゴマの2連続構成は伝えたいポイントがリズミカルに伝わるのを感じました。