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2009-10

【読見】先週のまとめ

今日も今日とて漫画三昧。
とりあえず、今週あたりに買った物からいくつかピックアップ。


岩崎つばさ 『ラブフェロモン NO.5』 1巻

 Web漫画『30girl』で一気にファンになった岩崎つばさ最新作。と言っても、コレもケータイWeb漫画。ケータイ漫画故に、全くノーチェックでした。
 眼鏡子羊系の主人公にまとわりつく、容姿端麗成績優秀、学園理事長の孫娘にして生徒会長で、 臭いフェチでレズ(百合じゃなくレズ。もうこの変態っぷりは百合じゃない)でストーカーでもある変態な都筑かをりさんを中心にして回るどたばた劇。
 変態バンザイ。


日本橋ヨヲコ 『少女ファイト』 6巻

 特装版のアニメが期待度をふくらませること限りなく。というか、特装版のあの表紙は、通常版を買わせるための罠に違いない。汚い、講談社汚い!
 毎巻毎巻泣かしどころがあってもう大変です。登場人物みんなが一歩一歩前に進んで行くドラマってのは、見ていてカタルシスがあります。ここに来て、完全に『G線上ヘブンズドア』とのクロスオーバーが決まってきて日本橋ファンとしては鳥肌物です。


ヤスダスズヒト 『夜桜四重奏』 7巻

 6巻の後始末が1話はさまり、後は外伝のような形。
 どこを切ってもハッピーエンドで、じんわりと涙ぐむコト甚だし。
 やっぱり、覚悟→努力→ハッピーエンドって形は大好きだなあと言うのを再確認。おいしいです。


冬川基/鎌池和馬 『とある科学の超電磁砲〈特装版〉』 4巻

 アニメがおもしろいので、待ちきれずに特装版を購入。通常版は10/27です。
 3巻で一端話は片がついたので、新しい流れ。
 クローンミサカがかわいすぎて、色々感情移入しまくりの最新刊。と言うか続きが気になる。


広江礼威 『BLACK LAGOON』 9巻

 ロベルタ復讐編完結。連載時からかなりの加筆修正もあり、分厚い一冊に。
 というか、ファビオラ目線のロックの黒さがものすごい。傍点の使い方がすばらしかった。
 あ、あと、ローンレンジャーのくだり大好きです。ああいった美しいケレンは、僕のアライメント的に大好物です。
 ロベルタと坊ちゃん達はこれで退場かな。もうここからは、彼ら自身の物語になるだろうし。


あずまきよひこ 『大坂万博』

 10年という月日、と思いながらメディアワークス版の単行本を調べてみると、1巻が43版、2巻が15版、3巻が4版で、初版なのが4巻だけだから、いがいにあずまんがをチェックしたのは遅かったことに気づく。電撃大王自体、そういえば買い始めたのは結構遅かったはずだからなあ。(少なくともあずまんがは終わっていた)
 前半の資料系の数の多さに、10年前の1999年〜アニメ化された2002年の流行ぶりがわかるなあと。と思いながら、ふと、その頃僕何してたかなあとも考える。あ、ワールドカップか。
 後半のゲスト漫画がまた豪華。とくに、氷川へきるの『ぱにぽに』とのクロスオーバーや篠原六郎のあずまんが大王のキャラクターを一切使わない手法は見事。
 一年に一回は読み返したくなる。あずまんがはやっぱりそんな漫画だなあと再確認。


コミック怪 2009秋号 Vol.8

 今号から、『百器徒然袋』の連載も開始。作画は志水アキ。というか、志水先生、『魍魎の匣』も書いてるから、誌面の4割ほどが志水先生で埋まってます。季刊とはいえ書きすぎです。まあ、魍魎は次回で終わるだろうけど。


岩原祐二 『DARKER THAN BLACK』 1巻

 アニメで第2期をやってますが、第1期と第2期の間を補完する作品。もっとも第1期を見てないので、アニメ2期は話が微妙にわからなかったりもする。
 それはさておき、角川→エンターブレイン→秋田書店と出版社を転々とする岩原祐二の最新作は、スクエニから。なかなか一つ所に落ち着かないなあと思いつつも。
 幸の薄そうな女子中高生を書かせると、天下一品。いや、ほんとみんな幸福になって欲しいと思います。1巻からいきなり死者出まくりだけど。


林家士弦 『はやて×ブレード』 11巻

 バカも気づいたら11冊目でした。会長は相変わらず飛ばしてるけれど、紅愛がかっこいいですよ。
 というか、元Sランクコンビと戦っているけど、二刀目を使わない静久はドンだけ強いんだと思ってしまうこと甚だしく。
 そういえば、静久がまともに戦ってる場所見たこと無いなあと。コンビ戦の時はもっぱら会長のサポートだったし。

 その他、ドロ校4巻とかまりあほりっく6巻とかスキップビート23巻とかクロスブレイド8巻とか。
 あと、藤子不二雄全集の第4回配本がありました。
 キテレツ大百科が2巻で完結。アニメが8年続いたことを考えても、やっぱり原作が短いなあとは思う。その分アニメのスタッフは発明ネタに苦労したのかなあと。

【読見】中央モノローグ線

小坂俊史 『中央モノローグ線』

 京王線沿線から離れられない僕が言うのもなんだが、やはり、中央線にはそこを離れがたい匂いがあるのかな、と思える作品。
 中央線快速、特に新宿〜三鷹間にあるある種のモラトリアム。かぐや姫の「神田川」だったり(じつは神田川の舞台は中野じゃなく新宿区早稲田という話)、THE BOOMの「中央線」だったりと、日々の暮らしに忘れてしまった何でもない日常を思い出させてくれる響き。
 もっとも、思い出すだけで、結局のところ、今ある暮らしを必死に生きるしかない僕らは、決してそのモラトリアムを表に出したり主張したりしない。
 だからこその、モノローグ。
 

【読見】乙嫁語り


森薫 『乙嫁語り』 1巻

 公式発売からフライングで入手していたので、公式発売日にある15日で紹介。
 季刊誌『FELLOWS!』の創刊から連載している『乙嫁語り』の第一集。そもそもFELLOWS!は全部買ってるし、保管してあるから単行本の内容に関しては目新しい物はなかったのだが、やはりカラーの表紙と、巻末の作者近況マンガそして、誰か使った人はいるのか、と言うアンケートはがきのために購入。15日発売のところ、水曜日に本屋に行ったら売っていたのでさくっと購入。
 中央アジアを舞台にした草原と嫁と馬とその他いろいろな物語。作者の書きたい物がこれでもかと詰まった作品。巻末漫画で「明日死んでも悔いのないキャラ作り」と宣言するほどやりたい放題。でも、そこが重要なんです。
 コミックナタリーの特集で、その作画風景が語られているのだけれど、1コマ15分以内で(書き込みすぎ防止)とか、結局1ページ書くのに4時間かかるとか、やはり、描画にかける熱意は尋常じゃないなと感じます。

コミックナタリー特集 Power Push

 氏の前作『エマ』でもそうなのだけれど、確かに主人公という形で1人の人物を中心に据えてはいるが、作者が描くのは、その主人公を取り囲む【世界】だ。そしてそれを事細かに表現する。衣装、装飾品、人々の生活、仕事、家族、自然 …etc
 主人公が【いる】世界、こそが、森薫の描く作品の魅力だと僕は考える。世界に対して異端であることで目立つ主人公もいるのだが、森薫の作品では【世界】そのものを主役とすることで、人々を際立たせる。
 森作品を読むとき、僕らはその【世界】を読んでいるのかもしれない。

【読観】オープンダイスキングダム

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速水螺旋人 『オープンダイスキングダム』 冒険企画局

 ”まよキン”こと『迷宮キングダム』関連の発行物に連載されていた漫画が一冊に。
 実はまよキン自体はやったことがないとか言う噂もあるが、それは置いておいて。
 過去に単行本としては、『馬車馬大作戦』があるが、それはどちらかというとイラスト集+コラム集みたいなもので、ストーリーとしての話が連続している物がまとまったのはコレが初めてかも知れない。(同人なんかで展開されていたりした場合には分からないけど)
 もっとも、この本の内容に関しては、まよキンどころか、TRPGを知っていようが知っていまいが関係なしにおもしろい。もっとも、TRPGを知っていればさらにおもしろく感じることも確か。はしばしに現れる小ネタの悪のり感がまさにゲーム中の与太話そっくりなのがその証左。
 Amazonでは取り扱ってなかったり、都内のそれなりな本屋に行かないと売っていなかったりと、敷居は高いが、敷居を超えた先の心地よさはある意味中毒性のある世界である。 

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