大型連休が終わってから気力もなくだらだらと恥の多い日々を過ごして参りました。
まあ、1週間ほど治療のために酒も飲めずに悶々としていたわけですけどね。特に12日に今年初ホーム参戦と称して日本平に行った帰りに、酒が飲めないと色々たまるものだなあということを実感したりしたわけです。
清水の方は、連休中はソレはソレは気持ちよく過ごすことができたのですが、リーグ戦ここ2試合とも、参戦していて色々とたまるものが多い試合が続いております。お陰様で、連休中に貯めた録画の消化もできず、買った本の消化もできず、色々と貯めこんでしまったのでここで一気に。
双見酔 『好き もよい』
「好き」というシーンを様々なやり方で表現する5つの短編+αをセットにした作品集。
『空の下屋根の中』のニート漫画で良さ気に思っていたけれど、この短編集はぐっとくるものがあります。
特に表題作「好き もよい」のインドアな悶々さには読んでいるこっちが恥ずかしくなる感じで良いです。ええ。
とよ田みのる 『CATCH&THROW』
少年サンデーで読み切りの載った表題作を含む短篇集。作者もあとがきで書いていますが、”ザ・とよ田みのる”とも言える「CATCH&THROW」はやはり珠玉ですが、個人的にはゲッサンに載った「素敵な面倒さん」もヒト推し。とよ田先生の描くポーカーフェイスなキャラクターに表情が出る瞬間がたまらなくイイです。
とよ田みのる 『タケヲちゃん物怪録』(1)
おそらく読者反応を見ていたであろう短編掲載の後に始まったゲッサン誌上の連載作品。本誌での連載はまだまだ続きそうですが、この1巻収録作品の完成度が素晴らしい。とよ田漫画のカタルシスをここで全部使っちゃっていいのかというくらい詰め込まれております。
箸井地図/はやみねかおる 『そして五人がいなくなる』
講談社BOX版で出ていたものの再出版。とはいえ、作者こだわりの全書きなおし。
ジュブナイルミステリの夢水清志郎シリーズの漫画版。原作の雰囲気を壊さず、漫画の力で魅力をさらに引き出す素晴らしい漫画化になっています。
原作はとりあえず全部読んでいるのですが、作者のいう通り、全部漫画化してほしいものです。たとえ何年かかっても。
読んだことない人は読んでおくべき。ミステリ漫画のマストバイ作品です。
安達洋介 『くいっくすたーと』(3)
わいわいがやがやTRPG部まんが。3巻まで来ましたがやってることは変わらずTRPG三昧。いやあほんと羨ましい。
ここんとこやってないからなあと。えーと、最後にやったのはいつだ? SW2.0の蛮族卓だから今年の1月か2月か?
大河原遁 『王様の仕立て屋?サルトリアナポレターノ?』(1)
新章再開。とはいえそこは老舗の味。どこから読んでもいつ読んでも安心の面白さを提供してくれるお仕事漫画の教科書的創り。
大切なことは漫画から教わった、を地で行く定番こそ最良の最適解。いやあ、服欲しくなるよね。お金ないけど。
野上武志 『セーラー服と重戦車』(9)
最初の読み切りでタイトルを見たときは、ひどい出落ち感を抱いたものですが、9巻完結です。続いたなあ。
シチューションとガジェットと、伊達と酔狂と、粋と外連が満載の戦車マンガでした。
沙垣長子/ATLUS 『デビルサバイバー2-Show Your Free Will-』(1)
うわ、続き読むのやめ。デビサバ2買わないと。
森薫 『乙嫁物語』(4)
なんつーかこれまで以上に飛んだりはねたりというか、双子強烈すぎです。もうどうしようもないくらいアホ可愛いのは反則ですね。ほんと。